深く青い湖のように 透き通った心　持ちて 今一度　己れの心鎮め 働き成すこと　誓いたもう   すべての仏と神の　心通じ 深き闇の中の者を　救いたらん。   縁の深き者達も　そうでない者達も これが　運 […]

ほころびが　ほつれ　広がりおったが これも繕ひて、ようやく繫がりきた。 今が　語りの時なれば 心を強く持ちて、 全て　前に進みゆけ。 全て　前に進みゆけ。 海の　山の　神が　仏が 今か　今かと　待ちおるぞ。 大き心持ちて […]

大きくなって この世の者すべての想いが 変えられるよう 心のこもった　祝詞を 唱え続けるがよい。 仏の心　神の心　知ることが叶うなら 言葉のひとつひとつの　大きな意が 伝わるであろう。 すべて ひとりひとりに与えられし御 […]

（釈迦如来のご真言） 深き古への縁（えにし）によりて この地に参り　また これから　新たな地に行かねばなるまい。 そなたが働きは、地にとどまらず、 その他の所へ行きて、己れが感ずるものに従ひて 神仏とつながり、これを伝う […]

ここへ来たのは　いつであったか そなたがここへ来てから、随分経ったであろうか まだ　わずか数年の中で、良くも悪くも いろいろ考え　学びきたものじゃ。 今から起こりくることは 予想だにしておらなかったことであろうが 全ては […]

この御恵（みめぐみ）を　頂きますことを 感謝申し上げます。   今日の導きありて この地を去る者の由　定まりて これからの道を預かること 承りてございます。   おうはく（白衣観音）様の　庇護のもと […]

（心に入りしお方は　おうはく（白衣観音）様） 妖気漂う　あの地へ（原城跡）へ 勇気持ちて　よう参った。   この地に眠りし者達の　深き無念を感じたれば この世の者とて　苦しき想いに浸りて 正気を失うやも知れぬが […]

良いことを　してきたな。 今の　そなたに　できることは これまでで　あろうが 今日　できることまで　成し終えたのは 良きことであった。   そなたが　役割のひとつは、 過去の者達を　慈しみ　救いやること すなは […]

  ここに　身罷りし　ご先祖様 このこと知らず　今日まで生きて参りし この愚か者を　お許しください。 多くのことを　言い訳し この地訪れること　まことに遅くなりて お詫び申し上げます。 ご先祖様の　お心を　預か […]

（天草四郎の墓石にて） これに眠りし御方は、 まことの御方では　ないけれども、 深き古（いにしえ）の縁（えにし）で 仕えし方なれば、 これもまた　仕方なしと申さるる