熊本益城 古い先祖を訪ねて
ここにおいて
穢れのもと とどまりし者
思いがけず 天の導きありて
思兼様により 助けられた御霊
天界にありて 真(まこと)の働き申す者
この迎えによりて 我れは働きを 始めんとす
友がな
すべてが 明かされる
詔(みことのり) 申さく
神が
まことの 仕事始めるに
力の 大小ありて
己れ自身にて
働きはじめることの できぬお方がある
神の名を隠し
人として生きたお方の御霊である
神は まこと
人を社(やしろ)として 宿したまへば
これを 鎮めたまひし御霊
呼び起こしたること必要
この役目
そなたに与えられしものたれば
これを成し遂げよ
今から 参る先は
この者の先祖と とても深き縁(えにし)ある者
これを 致さねばなるまい
【追記】
2025年2月16日。いつものことながら、隣で運転をしてくれる主人がおおよその目的地をナビに入れてくれてるが、『その信号を右』『この先を左』と神様ナビが指示してくれながら、子どもの頃の里帰りで訪れた地名を辿っていた。『え・・・そこは、さっき通ったよね・・・』と言いながら、40年前まで祖父が住んでいたであろう付近を巡る。その道案内は『昔と、全然変わってしまってる』という亡父の口調で、思わず笑ってしまった。
5分前にいったはずなのに、たまらずトイレに行きたくなった。コーヒーの飲みすぎ?
たまらず駆け込んだコンビニで、今度は水を2つ買うように指示された。お供えの『おむすび』と水筒に『お茶』を持ってきてるのに・・・
昔、祖父が父だけに伝えた先祖の話。かつて武家であった先祖が戦(いくさ)に負けてしまったものの、一族の血を絶やさぬ為に、名字を変えて潜んで生きていたと。その御先祖から受け継がれてきた鎧兜や多くの遺品が大切に埋められていたものの、長男すじの子孫がぞんざいな扱いをして障(さわ)りがあったため、とうとう最後に土の中に埋めてしまい放置されてしまったと。次男すじの祖父も父も、何とかしたかったけど、その親族らとは全く付き合いもなく、またこの土地が他人名義の土地でフェンスで区切られていて、立ち入ることもできない。父は忘れないように、その傍にあった木の葉を1枚持ち帰って大切に祀っていたものの度重なる引越のため行方不明に。家系図や家宝も、菩提寺とともに戦火で焼失。今このことを知っているのは、私だけ。
ぐるぐると祖父や親戚が過去に住んでいた地名を巡り巡って、大き目の交差点を通り過ぎた先で、車を停める。
『なんで、ここ・・・?』目線の先にあるのは、民家の庭にある大きな木。どうもそこに何かあるらしい・・・この場所で頂いたのが、このメッセージでした。本当に、ただの集合住宅前の駐車場に車を停め、ひたすら書き綴ったメッセージ。
かつては、一族から男子を僧籍へと出していた古い武家で、御先祖様には赤い衣をきた高僧がいたと言われ、親族の中には祖父や父のように信仰心の厚い者がいたらしく、この御縁が大切な何かをお預かりしていたらしい。姿形は、もう朽ち果てていても、その御魂や想念はそこにとどまる。
目には見えないけれど、親戚や祖父の住んでいた場所に、パズルのかけらのように分散して、それらの御霊があったのだと、薄っすらわかってきた。
なるほど、そういうことか・・・過去にも、こういう配達をしたよなぁ・・・目的と意味もわかってきた。
『さぁ、次の目的地は?』という事で、前日伺った『小森』方面の目的地を探していた主人が『○○弁財天は?』と言うと、『良かろう、そこへ参ろう』とのメッセージ。
すでにお昼はまわりお腹も空いていたけど、どうも体内で浄めをしていたようで、2本買った水の1本を、ひたすら飲みながら、西原村の小森へ。