我が道に沿うて 生きる
【御言葉】
生命(いのち)あるもの みな全て
我らが もとにある。
生命(いのち)を大切に 生きんとするは
我らが思う ところあり。
生命(いのち)を大切に 生きるとは
神に 近うて 生きることよりも
我が道に沿うて 生きること。
我が道に沿うて 生きるとは
我が道に運命(さだめ)きた 己れの道に生きること。
そなたが道に 生きたれば 神も動けば 仏も動く。
己れで決めず行く道に 神も仏も働かぬ。
我が道ありと 言いたれど
我が道のみあらず 仏とともに 歩む道。
諦めず 強がらず 悲しまず
一歩一歩を踏みしめて 我が道歩めば 喜び増えよう。
一歩一歩 歩み行け。
2019/2/8 朝 仏前
【妙心のひとこと】
この世に生きる全ての生き物は、仏様に見守られながら生きています。その生命(いのち)を大切に生きて欲しいと仰いました。私たちは生まれてきたときから、一人ひとりみな同じではありません。それぞれが今世で学ぶテーマを選び、それに最適な環境を選び、ここに生まれてきたのです。自分の心と魂に正直にいることが、本来の道に歩むこと。それに沿って生きるなら、神仏のご加護を頂き、喜びも多いけれども、誰かと比べたり、自らの心と魂を偽って、別の道を歩むとき、神仏のご加護を期待しても仕方がないと言われました。生きることは学びであれば、辛いことや苦しいこともありましょうが、仏様がずっとそばに寄り添っていて下さることを信じ、一歩ずつ踏みしめながら生きなさいと仰いました。