我れにすがれよ ー阿弥陀如来様ー
【御言葉】
思いくれたる世の人びとの
生命(いのち)の光に寄せられて
神の如き光ありと 生きぬ者達 集ひくる。
心貧しくあろうとも 苦しい想いに忘れた心も
我が衣にすがり来る者 助けやらねばなるまいと
今にも生きん 我が思ひ。
昔のことと 思いやらず
今なお生きる仏の心と
皆知りて 我れにすがれよ、我(あ)にすがれ。
重ねて浄土に 連れ行こう。
2018/12/20 夜 阿弥陀如来様
【妙心のひとこと】
ウチにいらっしゃる阿弥陀如来様。立ち姿でいつもニッコリと笑って下さる笑顔の素敵な仏様です。
その御手は、来迎印(らいごういん)といって、右手を上げて人差し指と親指で小さな輪っかを造り、左手を下げて右手と同様に輪を作っておられるお姿なのですが、この日光明真言を唱えた後に、すうーっと入ってこられた御方は、私の膝の上で親指と人差し指(または中指、薬指)で輪を作られました(定印)。
この印はもしかして・・・座像の姿の阿弥陀様でした。目の前にあるにこやかな仏像のイメージとは全く違い、どっしりとして、御言葉を書き留める手にも、いつもと違う重さを感じていました。
救いを求めて集まって来られた亡き方々の御霊を、ご浄土にお連れ下さっているその御働きは、今もずっと続いているとおっしゃいました。
そういえば、先日の高野山で宿泊させて頂いたお寺の御本尊様は、阿弥陀様。ご縁を頂いたこと、とても有り難く思います。