なぜ 祈るか

【御言葉】

力もたねども やる気あれば
できることは 山とある

あれもこれもと 欲張らずとも
成して 成せるだけでよい。

今 必要たるは 何故 祈るかじゃ

ようにように 考えて
己れの心に 問うてみよ

今 そのことが まこと大事。

2018/11/22 夜 仏前

【妙心のひとこと】

お家に仏壇があるお宅であれば、日々手を合わせたり、あるいはお経を読んだりとなさる方も多いと思います。
私も、仏様や仏壇にお経を上げさせていただくのですが、その時の想い、心の中はどういった気持ちなのかという事を問いかけられました。

「なぜ、祈るのか。祈りとは、何ぞや」です。

お経本を持ちながら、その文字を辿り声に出して読むことは、難しいことではないかもしれません。その時に、どのような心持ちで、どういった目的でそれを読むのか。誰のために、何のために・・・

試験合格や病気平癒など、目的があって一生懸命に祈るというのは、その一生懸命なすがる思いを想像することができます。
ご先祖様に祈るときは?・・・ご先祖様のご冥福を願うのでしょうか?今を生きる私たちの願いを聞いてもらうのでしょうか?
お経を上げていることだけが、単なる自己満足になって一人よがりの祈りになっていることはないでしょうか。

私に頂いた大きな宿題の言葉です。教科書通りの回答はインターネット上にたくさんあるかもしれませんが、自分自身から出てくる答えは何なのか。このブログを読んで下さったあなたも、考えてみられませんか?