生命の源は 宇宙であり 大地であり 土である

【御言葉】

生命(いのち)があって こうして行かれる
生命(いのち)があって 道を問ひ
生命(いのち)があって これを行くことができる

生命の源は 宇宙であり 大地であり 土である。
豊かな実りを もたらせて
我が身 生かすも この地あってのこと。

普段は 何も気にしておらねども
生命(いのち)つなぐ 人の子よ
その地に 感謝の心持て
この地に 未来の種を蒔け
生命(いのち)につながる行ひを
道へ道へと つなぎやれ

(2018/11/1 朝 仏前)

【妙心のひとこと】
日々暮らしている住まいや、働いている職場。それぞれの土地には、その土地のエネルギーがあります。土地の良し悪し、運気が上がるとか下がるとか、土地のお祓いが云々などなど。
確かにその差があることも事実なんですが、元をたどればみんな宇宙のひとつである地球という星の大地であり、すべてが「大日如来」の現れであるという真言宗の教えのように感じた御言葉なのです。

どのような所に住んでいても、どのような所で働いていても、今自分が生きていけることの感謝の心を持ちましょう。そう教えて下さっているように思います。