ありのまま 今のままでいい

【御言葉】

己が今 ここで感じたこと
これが すべてじゃ。

この世の生きる道に 寄り添うて
これから 生きる生き方は、
何も寺でなくとも 我が居る所にあるだけで
この世の全てが 与えられる。

ここも あそこも
分け隔て見ることいらぬ宇宙たれば
誰に聞いて 誰に学ぶ これみな仏なり。

仏にすがりつく子らに 意味を教え伝うるは
我が心の内にある
生命(いのち)のなかに 息づいた
日々の暮らしの言霊たろう。

生命(いのち)の道にありたるを
そのまま素直に 伝えたれば
何も おかしきことはない。

大き導き頂きて 多く学びゆきたれば
我が道に迷ひなく 進みたれば それでよい。

すでに道 歩みたれば
形なくとも これでよい。

2018/10/15 夜 仏前

【妙心のひとこと】

このところ、ずっと自分自身の中で問いかけていたこと。

仏様を拝むとは
信仰するとは

これらは、特別な場所でなくてはできないのか。何かの肩書が必要だったり、立場が重要であったりするのか?

立派な寺社・寺院に行かずとも、私たちは同じ宇宙の中に一緒に存在し、そして自宅に居ながらも、その仏様とつながって、恵みを頂いている。
そんな風に感じて、心が穏やかに落ち着いたときに頂いた言葉です。

肉体という魂の乗り物は、歳を重ねるごとに老朽化してきます。若い頃できていたことも、できなくなる。そんなことも含め、今できること、自分にできることで一生懸命に生きる。それが全てだよと教えて頂いたように思います。