道外れることなく 今のこと精進なされ

【御言葉】
”この世の終わり”は
いつの頃から 言われてきたのかわからぬが
いつの世にも 末法の想いありて
これに憂いし者達の あやかしの如き
魔(ま)に 惑わされる。

”神の言葉” に代表さるる
声の主になりたる者は 何と伝えなさんとするや。
大きな働き成すものたれば
このことに大きく触れなば 必ず道外れしまうぞ。

今は 道外れることなく 今のこと精進なされ。
今がこれ学びの時たれば きっと良き道が見えてくるぞ。
離れることなく この道に繫がりくれたら
この私も 必ず会いに行く。
働き行きたるものに (生)きてほしい。
さあ 必ず学びたれや。

円珍様(2018/6/13 朝 仏前)

【妙心のひとこと】
このところ続いている地震や火山噴火など、自然災害を見るにつれ「この世の終わりがくる」と思ってしまうところもないわけではありませんが、こういったことは人が生きてきた歴史の中で、何度となく繰り返されていることであり、このことに振り回されるなと、そんな風に仰っているのだと思います。
一日一日を大切に生きていくこと、感謝の心、御仏の御心を感じつつ、己自身の精進を重ねていくことで、また新たな出会いがあるのかもしれません。その時を楽しみに、また毎日を積み重ねていきたいと思います。