2016/12/14 夜 仏前

この道にたどり着きて
ようやくそなたの安寧が訪れたであろう。
そなた自身の心(魂)が 何を求めておったか
よくわかるであろう。

御仏の心は ただひたすらに民を愛し
民を苦しみから救うてやりたいと
一心に思うて下さる。
その深き御心を そなたは知る者のひとりである。

されば ひとりでも多く、
その苦しみから救いやるのが そなたの本分であろう。
大きな御力を授かりて この世に出できたからには
更なる役割を 負わねばなるまいが、
この役割果たしてこその 真(まこと)の往生であろう。

早う 御仏のもと 働きくれよ。
あとの心配は 要らぬゆえに。

円珍様