2016/10/3 夜 仏前

想いの深い 話であったろう。
そなたが思う以上に、
人の心とは 薄い皮のように
愛を感ずるものは 少ないものである。

されど、この想いが確かに伝えられたなら
この言霊は、人の心に浸みこむものであろう。
己が 何かせむとしなくとも
やがて 人が動くであろう。

されば、これを待つしかない。
これを 待つしかない。