先祖の導き

数年ぶりに、1番仲のよかった同い歳の従姉妹から連絡をもらいました。

子どものいなかった叔父夫婦が他界し、また、叔父の兄弟である私たちの親も亡くなり、叔父が残した小さな古い家の相続(放棄)の手続きの書類が、それぞれに届いたためでした。

最後に会ったのは、かれこれ18年位前。その叔父の葬儀の日だったと思います。その叔父の家に住んでいた叔母が他界し、所有者がいなくなったので、相続の話が浮かび上がりました。

叔父の戸籍の資料を取り寄せるため、役所や裁判所に問合わせをしながら、思わず

『なんか、始まったなー』

と思いました。

婚家の先祖供養、父方の先祖供養、そしてこれから母方の先祖供養が始まるのだと。
先祖供養といっても、従来で言う『先祖供養』ではありません。恐らく、今を生きる私たちに、先祖が抱えてきたカルマを代表してクリアするミッションがあるような感じがしています。○○家の代表として、カルマを解消する。このことによって、実は次のステップに上がらせてもらえ、先祖霊団の支援を受けられるようになっている感覚がするのです。

そんな矢先に、大阪で暮らす従姉妹からの連絡があったのです。

お互いの近況を話しながら、叔父と従姉妹の亡き父が眠る天草のお墓の話になりました。
男の子は、電話の相手の弟1人で未婚のまま、50歳を過ぎたとか。遠方から通うことも難しくなったので、いずれ墓じまいを考えないといけないと話してるとのこと。

従姉妹も、結婚して大阪に住みながらも、墓参りは欠かさず熊本の天草までレンタカーを乗り継いで通っていたらしい。

『先祖の墓を放置してはいけないと思うからな』

という従姉妹の言葉に、身内の中でこんな風に考えてる親族に初めて会えて嬉しかった。『本当に大切よね』と言いながら、今まで口にしていなかったことを話した。

私  :『実は・・・私、聴こえるタイプでね』

従姉妹:『えっ?聴こえるタイプ?視えるタイプ?』

私  :『聴こえるタイプ』

従姉妹:『そうなんや。私視えるタイプや。やっぱり血筋やなぁ』

えー。こんな話ができるなんて、思いもしなかった!
誰に言われたでもなく、彼女の直感も災害を予見して海抜80m以上に移住しようと考えてるという。やっぱり、場所も時期も同じ認識。

従姉妹:『私ら、災害があっても、お互い心配せんでも生き延びてるなぁ!』

お互いに納得。やっぱり血筋。

亡父は、熊本大震災の震源地であった熊本県益城町の生まれで、あの日の揺れの中、古い先祖の役目が始まりました。亡母の生まれ故郷は今の天草市で、9月初旬の線状降水帯でとても大きな被害を受け、届いた書類を見ながら、この先祖にも役割があると実感。今度は、従姉妹という仲間と共に進めるかも知れない。

人が亡くなれば、当たり前の作業と思う人は多いかもしれません。でも、このタイミングで叔父夫婦の繋いだ不思議な再会に、心から感謝です。

天界の皆さま 
私たちの魂を導きをくださり 
ありがとうございます
私たちの心を支えてくださり 
ありがとうございます
私たちの今をお守りくださり 
ありがとうございます

宇宙の天命が 全うされますように
地球の天命が 全うされますように
日本の天命が 全うされますように
神々の天命が 全うされますように
人々の天命が 全うされますように

今日もお読みいただき ありがとうございます

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