2017/8/3 夜 仏前
これに浮かびきし お言葉は
すべて 異質のものなれど
されば これが まことのものでないと言えば
そうではない。
これは 己れの心の中で 聞こえたる言葉なれど
これは 神仏 また 他の者が
そなたの心に向けて 語りかけておることを
これ すなはち 以心伝心と言うものであろうが、
皆が 知り得る言葉用いて
また
そなたの頭や心に 知りおる言葉を用いて
語りおること。
されば そなたが知らぬことは、
いかなることかと言えば、
昔 かつて 使われおりし言葉や
神界、仏界の言葉もあろう。
言葉の魂に 持つ力とは、
己れの心の中より 発するものたれど、
人の心の中に 入りて
いかようにでも 変化し
人を変え また 更なる人に 伝播していくもの。
そなたが預かりし この力を どのように活かすかは
御仏や神の知る所によりて、
己れが いかようにするものでもなく、
されど 己れ自身の魂が、この世この時を離れ、
時には 遠い過去世の方々と会いたりて
日々の暮らしと 相異なる次元にて
語りおることは 有りおる。
時をさかのぼるとは、
己れで 自覚はしておらぬだけ。
よく 行き来しておるぞ。
されば、いずれそのことが
よく わかることになろう。