2017/7/5 夜 仏前

この世に 生まれきた者の運命(さだめ)とは、

易々と 変えられるものではない。

 

大きな難有りて、

この世の終わりかと 思う時もあろう。

己れが生きる事を、

まこと 今までと同じ気持ちでおれば、

この先は 生きていくこと、

難しき時代が きたと思いて、

ようよう これからの生くる道を

考えねばなるまいと 言うておられる。

 

今、難を迎えおる者、

これを 傍らで見ゆる者

それぞれに 何を想い 今 何が成せるのか

感じ方も、捉え方も それぞれ違おうが、

これが ひとりひとりに

与えられし 学びたれば、

いかようにか 乗り越えらるる者も 多かろう。

 

生命(いのち)たるは、いかに大切で、

また 生くることは

努力と 皆々の支えありてのことたりと、

ようよう 気付かねばならぬの。

それぞれに 学ぶ時であろう。

容赦されたい。