2017/7/2 朝 仏前

(読経に)己れの思い考えを巡らすは

働き成さんとするため、

あれこれ想いが 沸き巡る。

 

すべて 御仏に委ねければと

いうところあれど、

己が修行ありたれば、そうもいかずで、

多少は 仕方なきことなれど

我が心 制せずして、

人の心を いかに語ることできようかと

考えてみるがよい。

 

この経 上ぐるも 我が為に非ずたれば

己れの心 ひとつ制して

他が為に 何をするかを思ひて

時をつくり 心を静めんとせねば、

己自身の思いばかりと なりおろう。

まず、己れの心 制すこと

学ばねば ならぬの。