2016/5/15

うたかたの 心語り

意の想い くれる光の 使ひぎを

海の如く 説くこれを

きても絶えぬ この因を汲んで

得難き 恩を得た。

 

投じて なお 余りある

この身 小さき器量なれど

起こること 皆 受け留め

神仏の 成せる技(わざ)

真(まこと)のものと 信ずれば

この身の生き様 自ずから

まさに 極楽往生の心地を得る。

 

この大海原に 溺れゆきて

行き着くところ 因の計りなれど

明るい灯(ともしび) 心に灯し

道を辿ること 幾久しく

ようやく大地に 足踏みしめ

歩むところに 至りけり。

 

この道 我が選びし道なれば

敢えて 語る必要もないが

ただ、ただ、

この営みに 感謝の心あるならば

すでに 満ちて足らぬものなし。

 

図らずも 行く道 すでに定まりし

焦ること 要らず。

ようやく 辿り着いたぞ。

あとは 任せなされ。