2016/11/20 筥崎宮(八幡神様)
この導き 今ひとたびの働きを託すは
そなたが道でしか 成しを得ぬことがありて
また それを成すことを
そなたが望みきたことゆえの縁であろう。
そなたの師 円珍殿は
また この世に生まれ出でて働くよりは、
そなたを守護する者として 支えることを望みきた。
そなたの今世の師は、
この円珍殿によりて、引き合わせたものなれば
そなたは今の師に従ひて、
己が人生を全うすることで 成し終えよう。
多くのことを 成さんとするならば
己が 生命(いのち)
いくつあっても 足らぬものたれど、
我が成せることのみ 成さんとするなら
小さきことから 大きなことまで成し終えよう。
働きゆくことは、いかに心苦しきことたれど
大神様 また 多くの仏の助けを賜りおれば
切り抜けて ゆけようぞ。
多くの我が欲を捨て、人の心を救いゆき、
御仏の心 なぐさめゆけば
さぞ、多くの功徳を積みて、
我が身 成仏なしを得よう。
はかなき生命(いのち)の道たれど、
己が心を信じ、全うせよ。
果てしない幸福の道が用意されておるぞ。
浮かべやろう。そなたがこれからのこと。
これから 本領発揮ぞ。