心の病の薬

心の病を治すには、
心と心の間の、『愛の流れ』が必要である。

愛する心は、何物にも変えられぬ大きな力であり、
また、代償を伴うものでもない。

ただ、相手を一生懸命に想うこと。
これが愛することであり、
何事も許し受け入れること。
これが、愛することである。

何かの引き換えに、何かの代わりに、
誰かのために、打算や損得のない計算抜きの、
純粋な相手を想う心こそ、
真の愛であり、これが『心の病の薬』となろう。

叶うも叶わぬも、己次第。
病を治すも治さぬも、己次第であるぞ。

薬師如来


薬師如来様は、その名前にあるように、
その手に薬壷をお持ちの如来様で、
病気治癒の願いを込めて信仰される方も多いようです。

大きな病を経験したことで、
人生観や生き方が変わったという話を耳にします。

『病になる』ということが、
自己の健康管理不足のように言われることもありますが、
その原因もさまざまで、一言で原因を語れるものではありません。
必要な病だってあるのです。

そんな病と、どう向き合うのか。
本人の向き合い方、家族の向き合い方、周囲との関わり方。
それら全てが、自分の生き方に大きな気付きを与えてくれるものだと思います。

妙心