我が生命(いのち)、我がものに非(あら)ず。
おごりの心捨て、心の中を無(む)にすることで、
己(おのれ)の苦しみが消え去ることを
己(おの)が身をもって知るであろう。
己(おのれ)が生み出す苦しみは、何故消えぬのか。
己(おのれ)が心にある執着が招くもの。
大我(たいが)なき 小我(しょうが)の『執着』と『欲』が
我が心の苦しみを生むものたれば、
いかようになせば、心の苦しみが消えるかわかるであろう。
全てを御仏(みほとけ)に委ねゆくことで、
己が心に御仏(みほとけ)の社(やしろ)ができたれば、
心安らかに平らけく、うれしき思いに満つるばかりなり。
何故に心に苦しみを生まねばならぬのか
これが人の業たれば、己が業を捨て、
御仏の御心(みこころ)に沿うて生きるとのみ思えば
身に余る業のありとあらゆるものが見えるであろう。
我が生命(いのち)、我がものに非(あら)ず。
また、御仏(みほとけ)によりて、操られるでもなし。
ただ、母の如く、子を想い、子を助け、子を育てる
慈悲の心以外のものはない。
御仏(みほとけ)信じ、委ねきれば良い。